2015年05月05日

1.「賢竜杯」イベントのパッケージ化について


これまで9回、実施してきましたQMA最大規模の店舗大会「賢竜杯」ですが
様々な事情を考えて、
現在までのDRAGON Project体制での開催は無理
と判断致しました。

前回までギリギリの所で破綻は回避されてきたのですが、
実生活における自由時間の減少などを主な理由として
ノウハウを持ったスタッフや関係者の減少に歯止めがかからず、
これまでと同様のクオリティを持った大会を提供する事は困難になっています。

しかし、既にそれなりの知名度を持っており、
「賢竜盃」も含めると、主に古参層・廃人層などのターゲットとなるプレイヤーを
中心にして、一年に一度のお祭り的な側面を併せ持った大会として、
「賢竜」に行くことがこのゲームを続けている理由のひとつとなっている、という
嬉しい声も頂いています。我々スタッフも、全国各地から来ていただける
プレイヤーの皆さんとの交流を大事に、そして楽しみにしております。

「賢竜」の運営継続はどうすれば可能なのか?
いろいろと話し合いを行い、まずは
「賢竜レベルの大会運営に関するノウハウをひとつにまとめる」事を行い、
洗い出してみてから、運営に協力してくれる個人・店舗を探していく
方向性を打ち出してみる事にしました。

パッケージ化対象としては以下のものなどを考えています。
・kenryuhai.comドメイン
・店舗大会運営支援ツール「QTool」
・これまでに使用してきたエクセル等の大会運営支援用プログラム
・プロジェクター、録画機材、配線、マイク等の資材
・全国の大会運営者への連絡用SNSの存在
・店舗側交渉のツテ

この話をしている時と同じころに進んでいたのが、次項の「デイトナ志木
復活プロジェクト」になります。
posted by DePX at 00:00| 賢竜杯X(仮)立ち上げ準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月04日

2.「デイトナ志木復活プロジェクト」について


ソーシャルスポンサーを募ってゲーセン復活を目指す
“ゲームデイトナ志木 復活プロジェクト”が始動 - ファミ通.com
http://www.famitsu.com/news/201503/16074067.html

“ゲームデイトナ志木 復活プロジェクト” 
〜リポート【第1回】:中心人物の松田氏、堀氏に聞く「なぜ?」〜(1/2) - ファミ通.com
http://www.famitsu.com/news/201504/14076649.html

“ゲームデイトナ志木 復活プロジェクト”〜リポート【第2回】:支援の窓口が拡大 〜
http://www.famitsu.com/news/201504/27077447.html

前回「賢竜杯」開催にあたって、運営資材面などで協力して頂いたり、
定期的な店舗大会の開催などいろいろお世話になっている
西日暮里バーサスより、この復活プロジェクトの話と、
「デイトナ志木での賢竜杯開催」の打診を受けました。


結論から申しますと、
「デイトナ志木復活が出来れば、賢竜杯、ならびに匠竜杯を開催」します。

<経緯>
詳細についてはリンク先記事などをご参照下さい。

デイトナ志木には閉店前もQMAは設置されていません。
しかし、実際復活するにあたってのゲーム機種の見直しのひとつとして、
QMAの導入を考えており、また筐体数に関しては増える可能性もあるとの事。
「デイトナ志木復活プロジェクト」が成功した際には西日暮里バーサスが
運営責任の一端を担うことになり、
大規模大会実施時には、西日暮里バーサス筐体を利用しての増大など
それなりの「賢竜杯受け入れ態勢」は整えることが出来る、との事です。

QMAというタイトル、ならびに「賢竜杯」という大きな大会のブランド力を
生かして、志木の運営の一つの柱になるような役割を期待したいとの事。

<場所>
志木駅(池袋から20分。都心からの距離ならば川崎と差はない)近くの店舗は、
賢竜レベルの大会を行う際には貸切に出来る。
広さ的には前回賢竜で使用したスペースより大きくなる予定です。

<運営>
DRAGON Projectとしては「賢竜運営パッケージ」をデイトナ志木にやって頂くことを
依頼したいと考えています。
・恒常的な大会運営により、PC・資材準備等をお店側に依頼することによる
 安定化・作業軽減化
・貸切出来る事のメリット
 →QMA大会としてだけでなく、QMAのお祭り的総合イベントとしての方向性の検討
(飲食販売、同人誌販売、クイズ大会など?要検討)
・匠竜杯の開催(月に1度で7回)と、賢竜プレ、賢竜本戦の9回の大会で
 通年でのイベント開催となり、スタッフの大会慣れによる当日スタッフへの負担軽減

などのメリットが見込め、また、これまでの西日暮里バーサスでの店舗大会実績
なども考慮して、志木復活出来るならば、賢竜復活が出来るという形まで
もってくることが出来ました。

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2015年05月03日

3.オペレーターの立ち位置

現在、ゲーセン、特に個人経営のゲーセンを取り巻く環境は厳しいものがあることは
皆さん実感されていると思います。
そして、今回のプロジェクトである志木復活ですが…
「埼玉のひとつのゲーセンが復活することの重要性」というのが身近に感じられない
という人も多いのではないでしょうか?実際、私は存在を知りませんでした。

今回、実際に関係者とお話しをしてみて感じたのが、
「イベント型店舗としてのプロトタイプとしてのゲーセン」を強調しているという点でした。

オペレーター(ゲーセン)側の「コイン収入でのビジネスモデル」が
不況、消費増税、趣味の多様性、スマホの課金ゲームの台頭などで
先の見えないものとなっている現状です。
コイン収入以外での利益追求・他店との差別化などが求められている感じでしょうか。

単純に「復活しました!!!(数か月後)でもダメでした」じゃ復活する意味がない。
導入ゲームの見直し、より顧客ニーズに合った経営などは当然として、
プラスしてプレイヤー層に贔屓にしていただけるような店舗を目指していく、
そのような意気込みは感じることが出来ました。
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これまでのような「ゲーム機をおいておけば自動的に客が来てコイン投入してくれる」
ビジネスでは、将来性が見えています。
オペレーター側はイベントを企画しての集客、配信の広告収入、また「実際にゲームを
やるのではなく、超絶技巧のプレイヤーがやるゲームを見るのが好き」な層を増やす。
イベントや配信を通じての新規プレイヤー層の発掘なども打ち出していく…
コンピューターゲーム文化の発信源としての立ち位置も求められていくのでしょうか。

しかし、ただ単純に「配信による広告収入」で経営が成り立つかというと
それも現実的ではない部分も多く、コイン収入以外の他の手段の一つとして
捉え、多角化による経営の安定という面を考えて行く。
当然広告収入はサブ的な役割に留まるのではないか?という面は否定出来ないでしょう。

単純に広告収入やればゲーセン復活万々歳!というほどお花畑ではないでしょう。
そういう意味でも、新規に復活させる店舗を「イベント型」に転換させることで
どのように変える事が出来るのか?その一例としてのデイトナ志木復活プロジェクト、
もし成功することが出来るならば、他地域の店舗を運営されている方などにも
参考になるかもしれません。
そのプロジェクトの始動資金の募集が今回のソーシャルスポンサードなのだろうとも
思います。
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2015年05月02日

4.プレイヤー側として

はたして、プレイヤー側として、出来る事は何でしょうか?
何かあるのでしょうか?

志木プロジェクトがイベント型店舗としてのプロトタイプとして
成功するか(そもそも復活出来るのか)はまだ不透明な部分もあります。
しかし、この試みが成功した場合、他地域の経営者に対して
ひとつの可能性を提供することが出来ると思います。

イベント=大会と位置づけるのであれば、我々DRAGON Projectとしては
やることは明白で、賢竜、ならびに要望が高い形式別大会の匠竜杯を
実施することです。
オペレーター側の協力が大きいならば、より開催しやすくなります。

「賢竜」は、"プレイヤー側主導で動く"という点において、
他の大規模ゲーム大会とはちょっと色合いの違う大会であることは
皆さんご存知かと思います。
これまでオペレーター側にお願いして開催してきましたが、
今回のようにオペレーター側から「是非」という形で開催することは
革命的で、ある意味行き詰っていた賢竜開催に向けて光明が見えたと
言えるかと思います。
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ゲームシーンにおいて、現状、配信などの形において参考・共闘(?)出来うると考えるのが
「e-スポーツ」を取り巻く環境です。
「ゲームを観戦」することが多くの人に受け入れられている海外の現状を見ても
これからまだまだ日本での伸びしろはありそうだな、と考えています。
実際に、格闘ゲームの配信などの視聴者数はかなりのものがあるようです。

しかし、思いっきり日本語ローカルのQMAは海外へのアピールは不可能。
また、「QMAのプレイの凄さが画面越しに伝わりにくい」という面が
配信の伸びがあまりないという所に繋がっているという指摘もあるようです。
「なんでいまの問題の分岐先特定できるの?」→インデント見切りです
「あれ?この人スポーツ得意なのに芸能?」→対戦相手を見ての判断
みたいなものは勿論ですが分かり辛く、解説でもないと厳しいのではないかと
思っています。

そんな中、主にプレイヤー層がメインターゲットとなるQMA配信を
伸ばしていく方法、新規層取り込みなども考えていくともっと改善出来る
部分はあるのではないか?という風に思っています。

プレイヤー側として出来る事、それは突き詰めれば
QMAをプレーしていく事だけになります。
もし、余裕があればイベントなどに参加して頂いたり、
配信を見て頂いたりすれば、イベント参加によるプレイヤー間の繋がりが出来たり、
配信によってやってみたいジャンルが見つかったり、いろいろ
変化があるかもしれません。
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2015年05月01日

5.復活にむけて

志木の復活と賢竜復活はほぼイコールだと考えて頂いて構いません。
もし復活出来たら、私はじめ現有スタッフも積極的に協力していくつもりです。

また、デイトナ志木復活プロジェクトへの
直接的なスポンサー登録を強要するものではありません
(共感出来る部分があったら是非よろしくお願い致します!)
もっと少ない金額でなら協力出来るという方は、
西日暮里バーサスホームページでご案内しております。
(同プロジェクトの「ゲームニュートン」のページにも詳細が記載しています)


また、こういうプロジェクトがある、ということを
知り合いの他のゲームのプレイヤーに拡散するとかでもいいと思います。
ちょっとしたことかもしれませんが、メーカーからのアクションを
期待して待つより、オペレーターとプレイヤーの側から盛り上げられたらという思いです。

<開催となった場合>
早期にルール策定などに入ってまいります。
並行して、DRAGON Projectへのスタッフ募集、地方予選開催店舗募集などを
順次行っていきます。
開催日程は・・・2016年1月?これは他開催の大会などとの調整を
今後行っていく必要がありますので未定とさせて下さい。
匠竜は早ければ7月あたりから月1回の開催(同時開催?もう勘弁してください・・・)を
目途にして実施していきたいと考えています。

プレイヤーの皆様には、参加出来る予選がありましたら積極的に参加して頂きたいです。
その際、有志のスタッフに任せきりではなく、小さいことでいいので
協力出来る部分があれば協力して頂きたいと思います。

残念ながら復活出来なかった場合、パッケージ化した「賢竜開催セット」で
運営してくれる方を募集します。
実現性は低く、また開催時期は延び延びになってしまうかと思います。

以上、長くなってしまいましたが、賢竜復活に向けての現状報告を兼ねての
プロジェクトの説明を終わりたいと思います。

質問などがございましたら、コメント、またはメールでお寄せ下さい。
kenryuhai(a)gmail.com (a)→@に変換

(4/29追記)
http://ask.fm/kenryuhai
こちらでも構いません。
(出来る範囲でお答えします)

DRAGON Project代表:リア拝
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